風俗店を利用する際には、さまざまなルールやマナーが存在します。
これらのルールは、業種によって異なる場合もあれば、どの風俗店でも共通して適用されるものもあります。
これらのルールを知らずに風俗店を利用してしまうと、意図せずルール違反をしてしまう可能性があります。
そのため、風俗初心者の方々に向けて、風俗の利用におけるルールやマナーを詳しく説明します。
これにより、安心して風俗を楽しむことができ、トラブルを避けることが可能になります。
全風俗で共通しているルールについて説明します
全ての風俗店で共通して適用される基本的なルールについて、簡潔に説明します。
通常、これらのルールを破ることは、普通にサービスを利用していれば起こりえません。
しかし、トラブルを避け、安心してサービスを楽しむためにも、これらの基本を知っておくことは重要です。
撮影禁止
風俗店では、撮影が基本的に禁止されています。
カメラを構えるだけで、サービスを提供する女性から注意を受けることがあります。
一部の人々は「女性を映さなければ部屋の写真を撮影しても良い」と考えるかもしれませんが、これも許可されていません。
風俗店内の全エリアは撮影禁止区域とされています。
ネット上で店内の写真が掲載されている場合、その多くは特別に許可を受けて取材されたものです。
一般客による撮影は厳しく禁止されており、違反するとトラブルの原因になることがあります。
録音も同様に禁止されていますので、これらのルールは厳守するようにしましょう。
女の子の嫌がる行為の禁止
多くの風俗店では「暴力・暴言・過度なサービスの要求など、女性が嫌がる行為」を禁止しています。
実際に暴力を振るう客は少ないかもしれませんが、暴言を吐く客は意外と多いのです。
例えば、「ブス」「ブサイク」「下手くそ」といった言葉を投げかける人がいます。
一部の人々は、お金を支払っているからといって、何を言っても良いと誤解していますが、これは大きな間違いです。
お金を払ってサービスを受けている状態では、客とサービス提供者は契約上対等な関係にあります。
相手を傷つけるような発言は避け、相手が何を嫌がるかを考えるべきです。
ここで、実際に報告された「女性が嫌がる行為」の例をいくつか挙げてみましょう。
- プレイ時間終了後、送迎を待っている間に「また抜いて」と要求された。
- 「唇を舐めてほしい」としつこく言われた。
- 飲食物の口移しを強要された(客から女性へ)。
- 高速手マン。
- ハードSMプレイの要求(SM専門店ではない場合)。
- 風俗嬢を見下すような発言。
- 事前にシャワーを浴びたとして、接客中のシャワーを拒否された。
シャワーをとることについて補足します。
風俗で女性と一緒にシャワーを浴びることは、女性の安心感を確保するためです。
事前にシャワーを浴びたと言われても、本当にきれいに洗えているかどうかは保証されません。
また、性病の有無を確認する側面もあります。
見た目でわかる性病は限られていますが、シャワーは予防措置の一つとして機能しています。
同業者と思しき方の利用の禁止
風俗業界では、業界内での相互利用、つまり同業者によるサービスの利用が一般的に禁止されていることがあります。
このルールは主に引き抜き対策として存在しています。
他の店舗のスタッフや風俗嬢が自店を利用することで、人材を引き抜かれるリスクを避けるためのものです。
ただし、実際には同業者であるかどうかを見分けるのは困難です。
特に、働いているエリアや地域外の店舗を利用する場合、自分が同業者であることがバレる可能性は非常に低いでしょう。
同じ地域内の店舗を利用すると、顔が知られている可能性があるため、同業者として認識されやすくなります。
しかし、地元から離れた場所であれば、誰が同業者かを識別するのはほぼ不可能に近いです。
デリヘルの場合は、店舗が固定されていないため、スタッフや風俗嬢が他店を利用しても、それがバレる可能性はかなり低いと言えます。
ただし、このようなルールがあることを知っておくだけでも、業界のエチケットや慣習を理解する上で役立ちます。
暴力団関係者と思しき方の利用の禁止
かつては暴力団関係者の風俗店利用が問題視されていましたが、現在ではそのような事例はほとんどありません。
多くの風俗店が暴力団関係者との接触を避けており、暴力団が風俗店を経営することも珍しい状況です。
かつてのケツモチ(保証人)文化はほぼなくなり、風俗業界内でも暴力団とのつながりは避けられています。
昔も、暴力団員がお客さんとして風俗店に来るのは望ましくなかったとされています。
その主な理由は、女性従業員が恐怖を感じることがあるためです。
また、入れ墨が多い、顔に傷があるなど、特定の特徴を持つ人々も、暴力団員でなくても店への入店を断られることがあります。
これは、他の客や従業員に不安を与えたり、店のイメージを損ねる可能性があるからです。
現在では、風俗業界はより透明性が高く、合法的に運営されるようになっています。
暴力団との関わりを避け、健全な営業を心がけることが業界全体の傾向となっています。
泥酔状態での利用禁止
風俗店では、泥酔状態での利用が禁止されています。
理由は、泥酔した客がさまざまな迷惑行為を引き起こす可能性があるからです。
たとえば、泥酔して吐いたり、無意味な説教を始めたり、涙を流したり、性的な機能が正常に働かなくなったりすることがあります。
これらの行為は他の客や従業員に迷惑をかけるため、店側は泥酔状態の客の入店を断ることがあります。
デリヘルの場合でも、派遣された女性が客の状態を見てサービスの提供を拒否することがあります。
ただし、軽く酔っている程度であったり、酔っていても振る舞いが普通であれば問題なく利用できることが多いです。
衛生上好ましくない方の利用の禁止
風俗店では、衛生面を考慮して、清潔感のない方、不潔な方、あるいは不快な臭いがする方の利用を制限するルールが設けられています。
簡単に言うと、身だしなみが整っていない人、汚れている人、体臭が強い人はサービスを受けられない可能性があります。
日常的に仕事をしていて、ひげを毎日剃り、毎日シャワーを浴び、清潔な服装を心がけている人であれば、このような問題は起こりません。
性病、または性病の疑いのある方の利用の禁止
性病に感染している場合、当然ながら風俗の利用は禁止されています。
これは、性病を女性従業員にうつすリスクがあるためです。
また、性病である可能性が疑われる場合にも、利用が拒否されることがあります。
たとえば、陰部に異常な発疹やブツブツがある、体に薔薇疹のような発疹が見られるなど、性病を示唆するような身体的な特徴が確認された場合、サービスの提供を断られ、店を退出させられることがあります。
このような措置は、他の顧客や従業員の健康を守るために必要なものです。
風俗ジャンルごとのルールについて説明します
風俗業界全体に共通するルールを説明した後、今度は各ジャンル特有のルールについてご紹介します。
これらのルールは全体のルールほど多くはありませんが、その風俗の形態によって特別に設けられているものですので、利用する際には必ず守る必要があります。
ヘルス系
「ヘルス系」の風俗店、つまり店舗型ヘルス(ファッションヘルス)、デリバリーヘルス、ホテルヘルスは、いずれも本番行為が禁止されています。
これらの店舗は、合法的なサービスのみを提供することを目的としており、性交類似行為(フェラチオなど)は許可されていますが、性交自体は売春に当たるため法律で禁止されています。
これらのサービスを利用する際は、本番行為を求めたり強要したりすることは厳しく禁じられています。
本番行為をしないのは当然として、何度も本番を迫ったり、しつこく要求することもルール違反となり、店舗によってはサービスを中断されたり、今後の利用を禁止されたりする可能性があります。
ソープランド
ソープランドは、その特殊な性質上、他の風俗業種と異なり、本番行為が黙認されているケースがあります。
法的には、日本国内での売春行為は禁止されていますが、ソープランドにおいては、ある種のグレーゾーンとして扱われている部分があります。
正確には、ソープランドは「性風俗店の浴場業」として届け出がなされており、風呂場のある個室での性的なサービスは法的に認められています。
しかし、本番行為自体は売春とみなされ、原則として禁止されています。実際には、客と従業員が私的に行う行為として黙認されることが多く、これが長い間の慣例となっています。
店舗側は公式には本番サービスを提供していないというスタンスをとっていますが、事実上、本番行為が行われていることは広く知られています。
これが法的に摘発されにくい理由の一つには、売春行為が実際に行われていることを証明することの難しさがあります。
生セックス(コンドームを使用しない性交)に関しては、店舗によって規則が異なります。
いくつかの店では可能とされている場合がありますが、すべてのソープランドで許可されているわけではありません。したがって、利用前に各店のルールを確認し、自己責任で行動することが求められます。
ちょんの間
ちょんの間は、本番行為が特に禁止されていない風俗の形態です。
これは飛田新地のような場所で見られ、20分程度で性行為を行う短時間型のサービスを提供しています。
その名前は「ちょっとの間」で性行為が終わることからきており、その手軽さから「ちょんの間」と呼ばれています。
ソープランドとは異なり、ちょんの間は風俗店として公式に営業しているわけではありません。
これらの場所は、表向きは旅館や料亭として営業しており、客と仲居(女性従業員)が私的に性行為を行っているという形をとっています。
このような建前により、法的な規制を回避しているのが現状です。
ちょんの間が存在する地域は、撮影が厳しく制限されています。
そのため、通りや店舗の写真を撮影するだけで注意されることがありますので、訪れる際には撮影を控える必要があります。
このような地域は、その独自のルールや文化を持っているため、訪れる際にはその地域独特のルールを理解し、尊重することが重要です。
ピンクサロン
ピンクサロン、通称ピンサロは、キャバクラに似た形態の風俗店で、主にオープン席でのフェラチオがサービスの中心となっています。
オープン席とはいえ、プライバシーを確保するための低い仕切りが設けられており、立ち上がらない限り他の客からは見えにくい構造になっています。
ピンサロにはシャワー設備がないため、素股やアナル舐めなど、一定の衛生を要するサービスは提供されていないのが一般的です。
また、店舗によっては女性の下半身へのタッチが禁止されていることもあります。
これは女性従業員の身体的な安全と衛生を守るための措置です。
ピンサロには店ごとに独自のルールが設けられている場合が多いため、利用前にはその店のホームページや店内の案内を確認し、ルールを遵守することが重要です。
特定の行為が許可されているかどうか、どのようなサービスが提供されるのかは店舗によって異なるため、事前に情報を得ておくとスムーズにサービスを楽しむことができます。
セクキャバ
セクキャバは、お客さんが女性スタッフと隣同士で座りながら、お酒を飲みつつキスや胸への触れ合いが可能なお店です。
営業形態上、性的なサービス(抜き行為)は原則として禁止されており、そのようなサービスを提供することは許されていません。
一部の店舗では、VIPルームで暗黙の了解により抜き行為が行われることがあるかもしれませんが、これは非常に例外的なケースです。
通常、客も女性も下半身の露出が厳しく制限されており、その範囲内でのコミュニケーションが求められます。
しかし、場合によっては女性スタッフが男性客の性器に触れることもありますが、その行為は通常、衣服の上からや衣服を介して行われることが多いです。
これらの行為は、店舗のルールや女性スタッフの裁量に左右されます。
重要なのは、女性スタッフの下半身への触れることは絶対に禁止されているという点です。
また、セクキャバでは「胸触り」が主なサービスとされていることから、女性を傷つけないために爪を短く保つことが求められます。
爪が長い場合は、店提供の爪切りを使って短く切る必要があります。
加えて、衛生管理のために手指の消毒や口内の消毒を求められることもあり、これらのルールは女性スタッフの健康と安全を保護するために重要です。
セクキャバの楽しみ方は、これらのルールの範囲内で行われるべきです。
風俗のルールを破るとどうなる? 違反者の末路について説明します
風俗店では、ルールを守ることが非常に重要です。
店舗ごとに細かいルールが設けられていますが、基本的なルールを理解し遵守することで、安全かつ楽しい時間を過ごすことができます。
では、もしルールを破ってしまった場合、店舗はどのような対応を取るのでしょうか。
一般的な対応を以下にまとめてみます。
厳重注意される
ルール違反があまり悪質でないと判断された場合、風俗店では厳重注意で対応されることがあります。
これは、違反行為が女性従業員を深刻に傷つけるほどではないものの、店のルールには反しているという状況でよく見られます。
出禁になる
風俗店で悪質な行為が認められた場合、「出禁」の措置が取られることがあります。
これは、単に特定の従業員を避けるのではなく、店全体へのアクセスが禁止されることを意味します。
出禁になると、その店や関連施設には二度と入店できなくなります。
デリヘルでは、過去に問題を起こした客の電話番号が記録され、再度その番号で予約が入れられた際にはサービスが拒否されます。
店舗型の風俗では、より直接的な対応が行われ、違反者は事務所に連れて行かれ、写真を撮られたり、身分証明書の情報が記録されたりします。
これらは、その人が出禁であることを示す証拠として使用され、必要に応じて他の店舗と共有されることもあります。
出禁の措置は通常、無断キャンセルの繰り返しや従業員に対する過度な暴言など、特に悪質と判断される行為に対して適用されます。
一度出禁になると、その措置は永続的なものであり、店側の裁量で状況が改善されたと判断されない限り、解除されることはありません。
風俗店では、安全で快適な環境を維持するためにルールが設けられています。
これらのルールを守らないことで出禁になれば、その店だけでなく、場合によっては他の店舗でもサービスを受けられなくなる可能性があるため、常にマナーを守って遊ぶことが大切です。
事件化する可能性もある
本番行為が禁止されている風俗店で、客が無理やり本番行為を行った場合、それは法律上の強姦(レイプ)にあたり、重大な犯罪事件として扱われる可能性があります。
もし女性従業員がその事実を店舗に報告すれば、警察が介入し、事態は深刻化します。
店舗側が時に罰金を要求することもありますが、この罰金は法的には拘束力を持たず、支払いを強制されることはありません。
しかし、犯罪行為として訴えられれば、法的な手続きを避けるために示談金を支払うことになるかもしれません。
本番行為に至らなくとも、強要した行為自体がトラブルの原因となり、示談金として数万円の支払いが生じることがあります。
本番行為が行われた場合の示談金は、状況により10万円から100万円以上にも及ぶことがあり、女性が拒否の意思を示していたかどうか、コンドームの使用有無などが影響します。
また、女性が最終的に本番に応じたとしても、後から「合意のない行為だった」と主張された場合、客は法的な責任を問われる可能性が高くなります。
これは、風俗店における同意の概念が非常に微妙で、後から訴えられるリスクがあることを意味します。
このように、本番行為を強要することは多大なリスクを伴います。
法的なトラブルに発展するだけでなく、倫理的にも許されない行為ですので、風俗店を利用する際は、店のルールを遵守し、女性従業員に敬意を払うことが肝要です。
風俗はルールを守って楽しく遊ぼう!
風俗店では確かに多様なルールが設けられており、これらのルールは従業員の安全、店舗の運営、客の満足度を守るために存在します。
ルールを違反した場合、厳重注意を受けたり、最悪の場合出入り禁止(出禁)となることもあります。
特に重大な違反、例えば悪質な本番強要や盗撮などは、法的な問題に発展し、高額な示談金を支払うことになるかもしれません。
しかし、これらのルールは基本的には常識的な行動の範囲内であり、風俗嬢を一人の人間として尊重し、礼儀正しく接することでほとんどの問題は回避できます。
彼女たちとの間には、金銭を介したサービスの契約は存在しますが、その核心にあるのは人間と人間との対話と触れ合いです。