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もしかして生理不順?改善するためのチェック方法やピルについて紹介!

生理不順を改善する方法 生理

「生理不順なのかもしれない」と自分の月経に異常を感じていませんか。生理が早まったり遅れたり、長期間一度も生理が起こらなかったりと、何かおかしな点に気づいてしまうと不安になりますよね。

この記事では、生理不順の症状や原因、改善策について解説しています。放置しておくと病気や不妊など思わぬ事態を引き起こすこともあるので、生理周期に不安があるという人はぜひ参考にして改善策を検討してみてくださいね。

生理不順とは?

生理不順とは

生理不順(月経不整)とは、生理が来る周期に何らかの異常がある症状のことです。生理が正常な頻度よりも頻繁に起こったり、あるいはあまり起こらなかったり、さらには長期にわたって生理がこなかったりすることを言います。

生活習慣やストレスなどから誘発されていることも多いですが、中には何らかの病気が隠されていることもあるため、症状の程度や状況によっては放置せず病院を受診しなければいけません。ただし、10代の女性は身体の機能が十分に成熟しておらず、そもそも月経が安定していことも多いので、年齢と共に自然に改善することがあります。

正常な生理周期

通常、生理周期は25~38日とされており、月経が発生してから次の月経の1日目までの期間がこの日数に収まっていれば正常であると言えます。つまり、月経から月経までの間が24日以下であったり、39日以上であったりする場合は要注意です。

また、生理はストレスなどの影響を受け、早くきたり遅くきたりすることが珍しくありません。生理日のずれは前後1週間程度であれば正常な範囲内ですが、これ以上早くなったり遅くなったりするケースは気をつけましょう。

生理不順の種類

生理不順(月経不整)は症状によっていくつかの種類に分けられます。生理不順が疑われる場合はまず自分がどのタイプに当てはまるのかを一度チェックしてみてください。

頻繁に出血を起こす:頻発月経

正常な期間よりも短い周期で、生理が頻繁に発生する症状が頻発月経です。正常な生理周期が25~38日なので、月経から次の月経までの期間が24日以下のことを頻発月経と言います。人によっては月に2回以上生理が起こることもあるので、生理不順の中でも特にわずらわしい症状と言えるでしょう。

頻発月経の種類によっては正常な排卵が行われていないケースもあります。その場合、不妊の原因となることもあるので早めに病院を受診してください。

時々しか生理がこない:稀発月経

頻発月経とは反対に生理周期が通常よりも長く、生理の頻度が少ないことを稀発月経と呼びます。月経から次回の月経まで39日以上あることが目安です。

稀発月経は、排卵が上手く行われていないか、排卵があっても排卵がスムーズに行われていないことが考えられます。子供を望まない女性では治療をせずに経過観察をするケースもありますが、子供を望む女性は適切な治療が必要です。

生理がくる時期がバラバラ:不正周期月経

生理が一定の周期で起こらず、いつも周期がバラバラだという状態を不正周期月経と呼びます。ただし、生理はストレスなどからホルモンバランスが乱されることでずれることがよくあるため、前後に1週間程度ずれるだけならあればあまり心配する必要はないでしょう。周期が不安定で、毎回1週間以上も遅くなったり早くなったりする場合には注意してください。

しかし、初めての月経が起きてからしばらくは生理周期が安定していないのが一般的なので、あまり心配する必要はありません。通常は年齢を重ねるごとに安定していくため、若いうちはしばらく様子を見ても良いでしょう。

生理が3ヶ月以上こない:無月経

妊娠中の女性を除き、生理が90日以上こないという症状が無月経です。また、18歳以上で初潮を迎えていないケースも、先天的な性器やホルモンの異常による無月経となります。

  • 原発性無月経…満18歳以上で初潮を迎えていないこと
  • 続発性無月経…すでに生理を経験した女性で、3ヶ月以上生理が停止した状態のこと

原発性無月経は稀な症状ですが、続発性無月経は精神的なストレスや激しいスポーツ、ダイエットなどによる急激な体重の減少などでホルモンバランスが乱されることによって発生し、決して珍しい症状ではありません。ストレスや体型の変化などに原因がある場合は、ホルモン治療と併せて生活の見直しも必要です。

生理不順の原因

生理不順の原因

生理不順をはじめとする月経の異常を感じたら、必要に応じて治療などの改善策をとらなければなりません。気づいていても対処せず放置しておくと、子宮体がんや子宮内膜症などの病気にかかるリスクが上昇します。また、排卵機能に異常がある場合は、改善しない限り妊娠しにくかったり、妊娠が望めなかったりと不妊に繋がる可能性があるため、将来的に妊娠を望む女性はより注意が必要です。

ここでは生理不順の原因となるものの代表例を紹介しますので、必要に応じて生活を見直したり、病院で治療を受けたりといった対策を行ってください。

無理なダイエットによる急激な体重減少

生理不順の最も多い原因が、急激に体重を落とすことです。また、痩せすぎの女性にもよく生理不順が起こります。これは、過度に体脂肪が失われると身体が妊娠に耐えられないと判断し、妊娠に必要な機能を停止させてしまうためです。

すらりとしたモデルのような細い体型は一見魅力的に見えるかもしれませんが、必要以上に痩せると健康面ではデメリットが多いと心得ておきましょう。

ストレス

体重減少に続き、ストレスも生理不順の原因としてよくあります。これはストレスによって、排卵機能に関わるホルモンの分泌が抑制されてしまうためです。

例えば、働きすぎや環境の変化など、イライラしたり緊張状態が続いたりするとストレスが溜まりやすくなり、生理不順に繋がることがあります。日々できるだけストレスを溜め込まないように、上手な発散方法を見つけてください。

運動のしすぎ

過度な運動も生理不順の原因です。実際に、スポーツ選手には無月経をはじめとした月経の異常が多く認められています。また、子供の頃から激しいトレーニングを行っている女性では、初潮年齢も遅い傾向にあるのが特徴です。

女性ホルモンは骨の形成にも関わるため、無月経のスポーツ選手は骨がもろくなり骨折リスクも高まるとされていますので、激しい運動を行う女性は生理不順があれば医師に相談しましょう。

太り過ぎ

急激な体重の減少や過度なダイエットと反対に、太り過ぎてしまうことも生理不順の原因の一つです。肥満女性の6割以上には、生理不順を含む何らかの月経異常の症状が見られます。

生理不順が不妊に繋がる可能性はもちろんですが、肥満の女性は妊娠合併症のリスクも高いことに注意が必要です。妊娠しにくいだけでなく、妊娠中や分娩も高リスクとなるため、妊娠を望む女性は特に適切なダイエットをすることをおすすめします。

妊娠

これまできちんと生理が来ていたのに、今回だけ生理が遅れているという場合は、病気よりも妊娠の可能性考えられます。特に一ヶ月以内に性交渉を行っていて生理が遅れている場合は、生理不順ではなく妊娠の可能性を考えて婦人科を受診してください。

子宮・卵巣や甲状腺の病気

生理不順の原因には、上記のようなストレスや生活習慣、体重の変化などだけでなく、子宮や卵巣、甲状腺の病気が潜んでいることがあります。この場合、日々の心がけでは改善しないため、薬物治療など病院で必要な治療を受けなければなりません。

次の項で、すぐに病院に行くべき事例を紹介しますので、当てはまる人は受診を考えましょう。

こんな症状が出ていたらすぐに病院へ

病院へ行くべきな症状

生理不順の中には病気が隠れていたり、将来的に重大な病気に繋がったりすることもあるので、不安があれば病院を受診しましょう。また、特に子供を持つことを望む女性であれば、生理不順を改善しない限り妊娠しにくいこともあるため、早めに治療を開始すべきです。

ただし、身体機能が未熟な若い女性や状況によっては過剰に心配しなくても良い場合があります。特にすぐ病院に行くべき症状をご紹介しますので、当てはまる人は早めの受診を検討してください。

  • 6ヶ月以上生理が来ない
    年齢に関わらず病院を受診しましょう。
  • 月経と月経の間が3ヶ月以上空くことはないが、いつも生理が不規則に起こる
    10代までは少し様子を見ても構いませんが、20歳以上の人は病院を受診すべきです。
  • 月経と月経の間が3ヶ月以上あくことがある
    16歳以上なら病院を受診してください。ただし、初潮から2~3年しか経っていない場合は少し様子を見ても良いでしょう。
  • いつも定期的に生理があるのに、今回だけ遅れている
    病気のことを心配する必要はあまりありませんが、妊娠の可能性があれば病院を受診しましょう。

生理不順を改善するには?

生理不順の原因

生理不順は「生理不順の原因」の項でも紹介した通り、ストレスや生活習慣、体型の変化などによって引き起こされることも多いです。そのため、日々の生活を見直してその原因を取り除くことで症状が改善することがあります。何か思い当たる原因があるのであれば、それに対する改善策を取りましょう。また、漢方薬で冷えやほてり、疲労感といった諸症状を改善することで生理周期が安定することもあります。

もしも生理不順の原因が排卵機能である場合、低用量ピルの服用が効果的です。低用量ピルには排卵を抑制する効果があり、生理不順の原因となっている排卵自体を発生させないためです。低用量ピルの服用を中止したあとは排卵が起こりやすくなるとされているため、低用量ピルを飲むことは、服用中だけでなく長期的な生理不順の改善も期待できます。

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この記事では、生理不順の症状や原因について解説しました。

生理不順はストレスや生活習慣を原因として起こることもあるので決して珍しい症状ではありませんが、病気などが隠れていたり、将来的な不妊の原因になったりすることもあるので、放置せずにきちんと向き合うべき症状です。日々の生活を見直すことはもちろん、低用量ピルの服用によって改善するケースもあるので、不安があればまずは医師に相談してみましょう。

 
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