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生理前に微熱が続く原因は妊娠?病気?産婦人科医が対処法を解説!

「生理前の微熱は妊娠の兆候?」「コロナの可能性はある?」と不安になっていませんか?

こちらの記事では、生理前に微熱が続く原因をご紹介します!

生理前の微熱は、妊娠の可能性以外にも、更年期や風邪・感染症による可能性もあります。

セルフチェック形式で紹介するので、自分の症状と照らし合わせることができますよ。

また、生理前に微熱が続くときの対処法もお伝えしていきます!

微熱やだるさなど、つらい症状を改善し、生理前でも快適に過ごせるようにしていきましょう!

記事まとめ

・生理前に微熱が続いているのは妊娠のせい?…基礎体温の高温期が3週間以上続いたら妊娠の可能性あり!

・生理前に微熱が続く妊娠以外の原因は?…「PMS(月経前症候群)」「更年期」「風邪・感染症」「ストレス・疲れ」など。

・生理前に微熱が続くときの対処法は?…まずは妊娠の有無を確認!妊娠以外の原因はピルの服用やホルモン療法、生活の見直しを行おう!

生理前に微熱が続く原因5選

生理前に微熱が続いている場合に考えられる原因には、以下の5つがあります。

生理前に微熱が続く原因

1. 妊娠

2. PMS(月経前症候群)

3. 更年期障害

4. 風邪・感染症

5. ストレス・疲れ

原因はさまざまですが、それぞれの原因によって、特徴的な症状があります。

ここからは、どんな原因によって、微熱が続いているのかセルフチェックができるように、症状のチェックリストもご紹介していきます。

自分が当てはまらないかチェックし、予想される微熱の原因を確かめていきましょう!

1. 妊娠|3週間以上微熱が続く

生理前で微熱が続いている場合、妊娠している可能性を考えましょう。

女性の基礎体温は、生理の周期に合わせ「低温期」と「高温期」のサイクルを繰り返します。

例えば、生理周期が28日なら、生理開始~約14日間は、基礎体温が低い「低温期」です。

そして、その後、排卵時期~約14日間は、基礎体温が高い「高温期」となるのが通常の状態となります。

しかし、妊娠すると、女性ホルモンの一種である黄体ホルモンの働きで、「低温期」にはならず、「高温期」が続く状態に。

体温が上がった状態の高温期が、約3週間続いた場合には、妊娠の可能性が高いと言われています!

さらに、微熱以外にも、妊娠の初期に現れる以下の症状に該当しないか確認してみてください。

妊娠初期症状のチェックリスト

・生理よりも少量の出血があった
・水っぽいおりものが増えた
・お腹の痛みや張りを感じる
・腰痛がする
・胃のもたれや吐き気、げっぷが増えた
・だるさや頭痛の症状がある
・胸の張りやチクチクとした痛みがある
・頻尿や便秘、下痢が増えた
・情緒不安定さを感じる
・肌荒れしたり口内炎ができたりする
・足がむくむようになった
・食欲が減った又は増えた
・慢性的な眠気を感じる
・嗅覚が敏感になった

妊娠初期症状には、個人差があり、全く症状が現れないという人もいます。

微熱以外の症状がない人でも、3週間以上微熱が続いている場合は、妊娠を疑いましょう!

2. PMS(月経前症候群)|3~10日程度で終わる

生理前の微熱は、PMS(月経前症候群)の症状のひとつである可能性があります。

PMS(月経前症候群)とは、生理前の3~10日間続く、精神的・身体的症状です。

症状は生理開始とともに、軽くなっていくのが特徴です。

PMS(月経前症候群)が起こる原因は、女性ホルモンの変動が関わっていると考えられています。

女性ホルモンは、排卵してから分泌が盛んになります。そして、生理が近づくにつれ、急激に分泌が低下するのです。

この急激なホルモン分泌の変化により、脳内ホルモンや神経伝達物質の異常を起こすとされています。

PMS(月経前症候群)では、微熱以外に以下のような症状が現れます。

PMS(月経前症候群)の症状チェックリスト

・情緒不安定
・イライラする
・抑うつになる
・眠気や集中力低下
・睡眠障害
・のぼせやめまい
・食欲不振や過食
・腹痛や頭痛、腰痛
・むくみやお腹、乳房の張り

また、脳内のホルモンや神経伝達物質は、ホルモンの影響だけでなく、ストレスなどの影響を受けます。

よって、PMS(月経前症候群)は、ホルモン低下だけが原因ではなく、さまざまな要因から起こるといわれています。

生理が始まる前だけ微熱が続き、身体症状や精神症状がある場合はPMSを疑いましょう。

3. 更年期障害|発汗や寒気を感じる

微熱があるのは、更年期障害のほてりが原因の可能性があります。

更年期とは、閉経前後の5年間の時期です。更年期には、女性ホルモンが大きく変動しながら低下していきます。

そこに、加齢による衰えや人間関係、性格などが関与することで更年期障害を発症します。

更年期障害の症状のひとつに、「ほてり」があります。突然、胸のあたりから上半身にかけて、熱感が広がります。

発汗を伴い、数分ほどで治まった後、急に体が冷え寒気を感じるのが特徴です。

また、ほてり以外にも更年期障害の症状は、たくさんありますので、他にも該当する症状がないかチェックしてみましょう!

更年期障害の症状チェックリスト

・のぼせやめまい
・動悸や胸の締め付け感
・頭痛、腰や背中の痛み
・肩こりや関節の痛み
・疲れやすい
・気分が落ち込む
・意欲の低下
・情緒不安定
・不眠

当てはまる症状が多いほど、更年期障害の可能性が高いと言えます。

また、更年期は、40代後半~50代前半が一般的ですが、早い人では40代前半から症状が現れます。

4. 風邪・感染症|喉の痛み・鼻水・咳が特徴

生理前の微熱は、単に風邪・感染症にかかっている可能性があります。

風邪は、ウイルスや細菌が原因です。ウイルスや細菌が、鼻やのどの粘膜に付着して、増殖していきます。

ただし、体の免疫力が高い状態であれば、ウイルスの増殖は抑えられるので、風邪をひくことはないとされています!

もし、免疫力が低く体内でウイルスの増殖が進むと、体をウイルスから守るために発熱します。

発熱以外に風邪によくある症状は、以下の通りです。

風邪の症状チェックリスト

・喉の痛み
・鼻水
・咳
・頭痛
・痰
・鼻づまり
・関節痛
・倦怠感

喉の痛み、鼻水、咳は、風邪の3大症状です。

微熱と同時に、このような症状がある場合には、風邪の可能性が高いと言えます。

5. ストレス・疲れ|だるい・熱っぽいが続く

微熱は、精神的ストレスが原因で出る場合もあります。

心因性発熱(ストレス性高体温症)と言い、ストレスに対処するために、交感神経の働きが活発になることで体温が上昇するためです!

働き盛りの成人によく見られ、頭痛や倦怠感が伴います。また、ストレス原因が取り除かれても、このような症状は、しばらくの間続くこともあります。

心因性発熱かどうかは、以下のチェックリストでチェックしてみてください。

心因性発熱チェックリスト

・ストレスが重なった状況で微熱が出る
・微熱がなかなか下がらない
・病院で検査を受けても異常がない
・解熱剤で熱が下がらない

心因性発熱は、病院の血液検査でも炎症反応など異常は見られません。

風邪薬や解熱薬など、炎症を抑える薬を服用しても熱が下がらない場合には、心因性発熱の可能性を疑いましょう!

生理前の微熱が続いたら妊娠検査薬を試そう!

生理前に微熱が続いている場合、まずは妊娠検査薬を試すようにしましょう!

妊娠すると女性ホルモンの影響で、基礎体温の高温期が続き、微熱をはじめ風邪に似た症状が出る場合があります。

妊娠している場合に、風邪であると自己判断して、風邪薬を飲んでしまうと胎児に影響が出るリスクもあります。

妊娠検査薬は、妊娠すると分泌される妊娠ホルモンを感知します。妊娠検査薬の使用は、妊娠ホルモンの分泌が増える、生理予定日の1週間後からです。

おすすめ妊娠検査薬

・チェック ワン
クリアブルーPB
ドゥーテスト・hCGa

また、妊娠検査薬には、生理予定日から検査ができる「早期妊娠検査薬」もあります。

生理予定日が、いつも規則正しい人は、チェックワンファストなど生理予定日に使える妊娠検査薬もおすすめです!

もし妊娠検査薬で、陽性が出た場合は、正常な妊娠とは限らないため、早めに産婦人科を受診するようにしてください。

妊娠以外で生理前に微熱が続くときの対処法4選

ここからは、妊娠以外で微熱が続くときの原因別の対処法をそれぞれお伝えしていきます。

妊娠以外で生理前に微熱が続くときの対処法

1.低用量ピルを服用する

2.ホルモン療法を受ける

3.身体を温める

4.生活習慣を見直す

産婦人科を受診する必要がある対処法から、自宅で行える方法もあります。

生理前に微熱が続いている原因に合わせ、適切な対処を行っていきましょう!

1. PMSの場合|低用量ピルを服用する

生理前の微熱が月経前症候群(PMS)が原因なら、低用量ピルを服用するのがおすすめです!

PMSの症状は、排卵から生理にかけて分泌される女性ホルモンの働きで起こります。

低用量ピルとは、女性ホルモンが含まれている錠剤です。低用量ピルを服用することで、脳は女性ホルモンが十分に分泌されていると錯覚します。

錯覚を起こした脳は、ホルモン分泌の指令を送ることを抑制し、その結果排卵も抑えられます。

よって、低用量ピルの服用で女性ホルモンの働きを抑え、PMSの症状改善につながるのです。

また、低用量ピルにはPMSの症状改善以外にも、以下のような嬉しい効果があります。

・避妊効果
・生理痛軽減
・ニキビ改善
・生理不順改善
・卵巣がん/子宮体がんの発症率低下

低用量ピルは、産婦人科を受診することで購入できます。

また、忙しくて産婦人科を受診する時間がないという人は、オンライン購入可能です。

PMSによる生理前の微熱や生理痛、生理不順などに悩まされている人は、ぜひ服用を開始してみてください。

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よりピル服用を続けやすくするための価格改定であり、サービス内容は今までと一切変わりありません。安心感はそのままで、よりお得に購入できるようになりました。

これからピルを買おうかと悩んでいる方には是非おすすめです。

2. 更年期の場合|ホルモン療法を受ける

更年期による影響で、微熱が続いている場合は、産婦人科でホルモン補充療法を受けるのがおすすめです!

更年期には、女性ホルモンの分泌が低下していきます。ホルモンの低下に伴い、のぼせやほてりなどの症状が現れます。

そこで、低下する女性ホルモンを補うホルモン補充療法を行うことで、更年期障害の症状の改善を行っていきます。

また、ホルモン補充療法以外にも、産婦人科では以下のような治療方法が行われています。

更年期障害の治療

・漢方薬の服用
・睡眠剤や安定剤の服用
・プラセンタ療法
・カウンセリング

更年期には、適度な運動をして体を動かすことで、肩こりや頭痛、腰痛などの改善につながります。

また、バランスの良い食事で、生活習慣病や骨粗しょう症の予防を行う事も大切です!

更年期の不快な症状に悩まされているなら、まずは産婦人科を訪れ、相談してみてください。

3. 風邪・感染症の場合|身体を温める

微熱の原因が、風邪の場合は、1週間くらいで自然に治ることが多くなっています。

ただし、咳が激しく出たり、2週間以上続いたりしている場合は、病院を受診するのがおすすめです!

そして、風邪のひき始めには、早く治すためにも以下のことに気をつけてみてください。

風邪を早く治すための方法

・十分な睡眠をとる
・消化のよい食事をする
・体を温める

まずは、ゆっくりと休息を取り、体力を温存しましょう。そして、熱があるときには、脱水症状にならないよう、こまめに水分補給を行ってください。

また、体を温めることが大切!寒さを感じる時は、「首」「手首」「足首」を温めると効果的です。

もし、熱が38度未満で症状が軽い場合は、お風呂に入って体を温めるのもおすすめです。

熱が下がり、汗をかくようになったら、「脇の下」や「足の付け根」を冷やし体温がさらに下がりやすくしましょう。

4. ストレス・疲れの場合|生活習慣を見直す

ストレスや疲れにより、心因性発熱が続いている場合は、生活習慣を見直しましょう!

風邪ではなく、心因性の発熱の場合、熱があるのに仕事や家事を続けて、発熱が長引く人が多くいます。

日頃の生活をペースダウンさせたり、睡眠を十分取るようにしたりすることが大切です。

心因性発熱の場合には、生活の中で以下のことに注意してみてください。

心因性発熱の対処法

・優先順位を決め1日で全てをやろうとしない
・仕事や家事を7割くらいの力で行なう
・こまめに休憩を取るようにする
・休息時は体を横にして目を閉じる
・心身を鍛えようと考えない

休むことで中には、自己嫌悪に陥ったり、罪悪感を抱いたりする人もいますが、治療であると割り切るようにしましょう!

また、心因性と聞くと、「心身を鍛えないと!」と考える人もいますが、熱がある時に鍛えるのは逆効果です。

熱が下がり元気になってから、心身の鍛錬を行うようにしてみてください。

生理前の微熱が何日間続いたら病院へ行くべき?

生理前の微熱が続いている場合は、原因によって病院を受診する目安が異なります。

ここからは、病院を受診する目安を、発熱の原因別にご紹介していきます。

原因受診の目安
PMS(月経前症候群)・症状がつらいと感じる場合
妊娠・3週間以上微熱が続いた場合
・妊娠検査薬で陽性が出た場合
病気・激しい症状が出ている場合
・4~6日過ぎても症状が悪化する場合

まず、PMS(月経前症候群)が原因の場合、生理前の3~10日間症状が続きますが、生理開始とともに症状がなくなっていく特徴があります。

「症状がつらい」と感じる場合には、一度産婦人科を受診し、PMS以外の病気が隠れていないかも確認してみてください。

また妊娠している可能性がある場合は、妊娠検査薬を試し陽性が出た場合には、早めに産婦人科を受診しましょう!

そして、風邪などの病気の場合には、症状がつらい時や、日にちが経っても症状が軽くならないようなら内科を受診するのがおすすめです。

ただし、あくまで受診の目安ですので、不安がある場合は、様子見せずになるべく早めに病院を受診するようにしていきましょう。

生理前に微熱が続いたら解熱剤や薬を飲んでも良い?

生理前に微熱が続いている人で、妊娠の可能性がある場合は、解熱剤や薬の服用を控えましょう!

妊娠初期には、女性ホルモンの影響で基礎体温の高温期が続きます。この際、微熱や咳、くしゃみといった風邪によく似た症状が出る場合もあります。

もし妊娠しているのに薬を飲んでしまうと、薬の種類によっては、胎児に影響を与える可能性があるのです。

「どうせ風邪だろう」と自己判断せず、病院を受診するようにしてください。

生理前の微熱はコロナと区別できる?

生理前の微熱を、妊娠やPMSと、コロナを区別することは難しいと言えます。

コロナに感染した場合にも、微熱が出ることがあるためです!実際にコロナ患者の診察を行っているクリニックでは、発熱の症状が現れた患者さんが多かったという報告も。

そのうち、発熱が37~38度の人は86%となっており、微熱程度の人も多いのです。

また、コロナの症状は、妊娠やPMSでも見られる下記のような症状が出ることもあります。

コロナでよくある症状

・だるさ
・喉の痛み
・軽い咳
・頭痛
・関節痛
・腹痛
・下痢
・味覚や嗅覚障害

特に、コロナ感染者と接触があり、微熱が出た場合には、感染の可能性も高まります。

コロナかどうか自分で区別することは難しいため、病院や検査施設で検査を受けたり、検査キットを利用したりするようにしましょう!

理前に体温が37度超えたらコロナなの?

生理前に体温が37度を超えている場合、コロナの可能性もあります。

コロナの検査を行っているクリニックでは、コロナ患者の発熱に関して以下のような結果が出ています。

症状割合
37~38度の発熱86%
39度以上12%

コロナにかかったほとんどの人が、発熱の症状が出ています。

ただし、無症状や症状が軽い人は、コロナに気づかず検査を受けていない可能性があります。

よって、37度を超えていない場合でも、コロナの可能性もあるということです。

コロナかどうかは症状だけでは区別が難しいとされています。不安があれば、病院や検査施設で検査を受けるようにするのがおすすめです!

生理前に微熱が続く場合はまず妊娠検査薬を試そう!

生理前に微熱が続いている場合、まず妊娠の可能性を疑いましょう。

自己判断で薬を飲むと、種類によっては胎児に影響を与える場合もあるため注意が必要です。

妊娠の可能性が少しでもあるなら、最初に妊娠検査薬を試すようにしてください!

また、妊娠以外が原因で発熱している場合には、PMSや病気など、さまざまな原因が考えられます。

不安な場合や気になる症状がある場合には、なるべく早めに病院を受診するのがおすすめです。

生理前に微熱が続く原因を確かめ、不快な症状を改善していきましょう!

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