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経血が黒い原因は病気?経血の状態別に解説!

「突然、経血から黒い塊が出てきて心配」「経血が黒くなる原因を知りたい」このような悩みをお持ちではないですか?

実は経血が黒い原因は、血液が酸化している状態の可能性が高いです。

一時的なものであれば問題ありませんが、ダラダラと続く場合は、病気のサインであることも。

さらに、ここでは、現役産婦人科医が黒い経血を「ドロドロ・ゼリー状である」「臭いがある」といった状態別に原因を解説します!

最後まで読み進めることで、黒い経血が出た場合の効果的な対処法もわかります。

「経血が黒いけど大丈夫?」とお悩みの方は、記事を読み進めて不安な気持ちを解消しましょう!

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この記事でわかること

・経血が黒い原因・・・経血が黒い原因は「酸化」しているから。長く続く場合は、病気による不正出血の場合もあるため、注意が必要!
・経血が黒い場合の対処法・・・妊娠検査薬の使用・病院を受診する・ピルや漢方薬の服用・生活習慣を見直すなど症状により様々な方法がある。
・その他経血が黒い原因・・・更年期やストレス・無排卵といった状態で黒い経血が出ることがある。月経周期の乱れが気になる場合は、自己判断せずに病院を受診する。

 

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経血が黒いのは出血から時間が経ち「酸化」しているため

「経血が黒いけど大丈夫?」とお悩みの方は、記事を読み進めて不安な気持ちを解消しましょう!

経血が黒い理由は、子宮から体外に排泄される途中で空気に触れ、酸化しているからです。

黒い経血以外にも、生理の血の色は時間の経過により、ピンク色→赤色→茶色と変化します。

また、生理前後でよく見る微量の黒い経血は、以下のような場合が考えられます。

生理前後の黒い経血の原因

・生理が始まる前の微量の出血
・前の生理で子宮内に残っていた血液の排泄

黒い血が出たのが生理前後で、すぐに普通の出血に戻る場合は上記の可能性が高いので心配はいりません。

ただし、黒い経血が出る原因として、生理以外の出血の場合もあります。

生理以外で黒い経血が出る原因

・器質性出血・・・病気による不正出血
・機能性出血・・・ホルモンバランスの乱れによる不正出血
・中間期出血・・・排卵時に起こる出血
・着床出血・・・妊娠初期に起こる出血
・外傷など・・・性行為などにより性器が傷つくことで起こる出血

「経血が黒い」と思い込んでいたら、実は不正出血だったという場合も。

経血以外で黒い血が出る原因は、病気による不正出血や妊娠した時に生じる着床出血など多岐にわたります。

次の章で詳しく説明していくので、ぜひチェックしてみてください。

経血が黒い原因7選!現役産婦人科医が経血の状態別に解説!

ただし、経血が黒いことに加え、「ニオイがある」「ドロドロ・ゼリー状」など状態によっても原因が分かれます。

そこで、ここでは、黒い経血の出るタイミングや状態別に考えられる原因を7つに分けて解説していきます。

黒い経血の原因7選

・ピル服用中の黒い経血:副作用による不正出血
・臭いのある黒い経血:膣炎の可能性
・黒い経血が塊で出る:病気の可能性
・ドロドロ・ゼリー状の黒い経血:過多月経の可能性
・黒いカスが出てくる場合:不正出血の可能性
・生理一日目の黒い経血:子宮内に残った血
・量が少ない場合の黒い経血:妊娠の可能性

ご自身の症状と照らし合わせ、ぜひ参考にしてみてください。

1. 「ピル服用中の黒い経血」は不正出血によるもの

ピル服用中に黒い経血が出た場合、それは副作用の不正出血である可能性が高いです。

ピルを服用することで、普段のホルモンバランスが崩れることが原因です。

はじめてピルを服用する方の約30%が経験します。

1~3か月ほど飲み続けることで、ホルモンバランスが整い、不正出血はおさまってきます。

飲み始めは、副作用による出血の可能性が高いため様子をみましょう。

また、以下のような場合も不正出血が起こる原因に。

ピルの副作用以外に不正出血が起こる理由

・飲み忘れ ・胃腸や体調が悪い ・便秘や下痢の薬と一緒に服用する

飲み忘れ等の心当たりもなく出血が続く場合は、ピルが合ってない可能性もあります。

ピルを処方してもらった産婦人科で相談することが望ましいです。

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2. 「臭いのある黒い経血」は膣炎の可能性

膣の中は、病原菌が増えるのを抑えるために酸性を保っています。

これを「自浄作用」と呼びます。

自浄作用が行えなくなると、膣で発生した細菌が膣の中や子宮の入り口で増え、炎症や出血の原因に。

膣炎の症状は以下の通りです。

膣炎の症状

・魚やイカのような臭いがする
・おりものが灰色のスキムミルクのよう
・おりものが増える
・下腹部痛
・膣やデリケートゾーンのかゆみ
・排尿時の違和感
・不正出血 など

細菌が子宮内で繁殖すると、子宮内膜炎や卵管炎といった不妊症の原因になることも。

気になる症状のある方は、早めに産婦人科で検査を受けることをおすすめします。

3. 「黒い経血の塊」は病気のサインの場合も

生理は、子宮内膜が剥がれたものや血液が排泄されるのですが、サラサラとした状態にするために、酵素が必要となってきます。

酵素は、一度固まった血液を溶かす働きがあるのですが、経血の量が多いと十分な働きができません。

経血の量が増える原因は、以下の2点が考えられます。

・子宮内膜が厚い ・子宮筋腫

特に20代後半~30代は、女性ホルモンの分泌が多く、これに影響を受けて子宮内膜が厚くなります。

出血の量が多くなるため、酵素の分解が追いつかずに黒い経血の塊が出てくることがあります。

病気ではないので、「量が多い」、「貧血である」などの症状がなければ様子見をして問題ありません。

一方で、注意が必要なのは子宮筋腫や子宮腺筋症といった病気がある場合です。

症状として、以下の点があげられます。

子宮筋腫の症状

・経血が多い
・1~2時間ごとにナプキンを替えないと、漏れてしまう
・生理痛が重い
・出血がダラダラと続く
・貧血の症状がある
・何度も血の塊が出る

以上のような症状がある場合は、早期に産婦人科に受診することをおすすめします。

4. 「ドロドロ・ゼリー状の黒い経血」は過多月経の可能性

たまに出る場合は問題ありませんが、何度も出る場合は「過多月経」である可能性があります。

過多月経の特徴

・1回の月経量が150ml以上と多い。
・ナプキンを頻繁に変えなければ漏れてしまう。
・血の塊が何度も出てくる。

通常の月経の場合は、月経量が20~140mlなので、過多月経が続く場合は貧血になることも。

過多月経が起こる原因は以下の通りです。

過多月経を起こす原因

・子宮筋腫、子宮腺筋症、子宮内膜ポリープ
・子宮内膜増殖症
・子宮がん(体がん・頸がん)
・女性ホルモンの分泌が不安定である
・白血病などの血液の病気

過多月経は、以上のように子宮の病気やホルモンバランスの乱れなどが隠れている可能性があります。

何度も繰り返す場合は、速やかに産婦人科を受診しましょう。

5. 「黒いカス」は不正出血の場合がある

体内から排出された血液は、時間が経つと茶や黒色に酸化します。

生理前後のごく短い期間に排出される黒いカスは、古い経血が出ているだけなので、様子見で問題ありません。

しかし、ダラダラと続く・何度も繰り返す不正出血は、病気である可能性があります。

早めに産婦人科を受診することをおすすめします。

6. 「生理一日目の黒い経血」は子宮内に残った血

生理の始めや終わり頃といった、短い期間にのみある場合は様子見で問題ありません。

7. 「少ない黒い経血」は妊娠の可能性

妊娠初期に起こる出血のことを「着床出血」と呼びます。

受精卵は着床する際に、子宮内膜に少し傷をつける形で潜り込んでいきます。

この時に出血が起こるのです。

妊娠4週目に起こる出血であり、この時期は生理予定日とも重なります。

生理が始まったタイミングか、着床出血であるのかを判別するのは難しいです。

着床出血であった場合は、出血量も少なく、期間は1~2日程度と短期間なのが特徴です。

妊娠の心当たりがある方は、着床出血の可能性もあると考えておきましょう。

経血が黒い場合の効果的な対処法5選

黒い経血が出る時の対処法5選

・妊娠の心当たりがある人・・・妊娠検査薬を試す ・痛みや過多月経・臭いなどの症状がある人・・・産婦人科を受診する ・低用量ピルを服用中の人・・・ピルの種類を変更する ・環境の変化などストレスがある方・・・生活習慣を見直す ・病気や妊娠ではなかった人・・・漢方薬を服用する

症状や環境の違いによりポイントが変わってきますので、是非チェックしてみてください!

1. 【妊娠の心当たりがある場合】妊娠検査薬を試す

妊娠の心当たりがある場合、まずは妊娠している可能性があるかを確認しなければなりません。

着床出血の可能性が高い場合

・妊娠4週目での少量の出血・1~2日程度の出血。

・生理開始予定日あるいは生理予定日の数日前に性交渉した場合

このような場合は、妊娠している可能性がありますので、妊娠検査薬を試してみましょう。

早くに結果が知りたい方は、「チェックワンファスト」がおすすめです。

薬局で購入でき、生理予定日の1日目から検査可能です。

2. 【病気の可能性がある場合】産婦人科を受診する

以下の症状が当てはまらないか、ぜひチェックしてみてください!

産婦人科を受診する目安

・出血量が多い ・強い痛みがある ・魚のような臭いがする ・不正出血を繰り返している ・閉経後なのに出血している ・2週間以上出血が続く ・妊娠の心当たりは無く、妊娠検査薬も陰性である

中には、子宮内膜炎や卵管炎といった不妊症の原因となる病気もあります。

少しでも心当たりがある場合は、我慢せずに速やかに産婦人科を受診しましょう。

3. 【ピル服用中】低用量ピルの種類を変更する

これは、普段のホルモンバランスが崩れることで起こりますが、1~3か月飲み続けることでおさまってきます。

その後も不正出血が続く場合は、低用量ピルが体に合っていない場合も。

低用量ピルの種類を変更するなど、産婦人科で相談することをおすすめします。

4. 【病気・妊娠ではない場合】生活習慣を見直す

女性ホルモンを分泌する指令を出す脳の視床下部や下垂体は、ストレスの影響を受けやすく、うまくホルモン分泌されなくなります。

そのため、ホルモンバランスが崩れて、子宮内膜から出血することがあります。

これを「機能性出血」と呼び、以下のような原因があります。

機能性出血の原因

・思春期や更年期に起こる女性ホルモンの乱れ ・疲労やストレスの蓄積によるホルモンバランスの乱れ ・不規則な生活や食事、睡眠不足 ・激しい運動や極端なダイエット ・排卵出血

適度な運動や趣味などでストレス解消を図る・規則正しい生活を心がけることで、ホルモンバランスを整える効果が期待できます。

不正出血を未然に防ぐことができるように、生活習慣を見直すことから始めてみてはいかがでしょうか。

5.【病気・妊娠ではない場合】 漢方薬を服用する

不正出血が起きている場合、漢方医学では「気」や「血」のほかに「腎」のパワーも乱れていると考えます。

特に「腎」が弱まっていると、ホルモンバランスが崩れやすくなると言われています。

ここでは、おすすめの漢方薬と特徴についてご紹介! 「腎・血・気」それぞれ不足しているものにより、おすすめの漢方が違いますので、ぜひチェックしてみてください。

漢方名 特徴
心脾顆粒(しんぴかりゅう) 「気」のパワーが不足しているときに使用される。

ストレスや疲労が蓄積されている時の不正出血に効果的。

田七人参(でんしちにんじん) 血の巡りが悪く「瘀血」の状態である時に使われる。

経血内に血の塊がある・下腹部痛がある場合に効果的。

清営顆粒 (せいえいかりゅう) 「血」が熱を持ち、出血しやすい状態のときに使われる。

月経周期が短い・発熱がある場合に効果的。

補腎薬(ほじんざい) 「腎」のパワーが不足しているときに使用される。

ホルモンバランスが乱れている場合に効果的。

産婦人科医や漢方医など、専門的な知識を持った医療従事者に相談することで、適切な漢方を処方してもらうことができます。

「手軽に試したい」という方は、ドラッグストアや薬局で売っている漢方薬がおすすめです。

黒い経血で多い質問4選!黒い経血による不安を解消!

黒い経血で多い質問

・更年期で起こる黒い経血の正体
・生理の最初から出る黒い経血は病気なのか
・ストレスで黒い経血は出るのか
・黒い経血は無排卵のサインなのか

ここでは、以上4点についての質問にくわしく回答していきます。

仕組みについても解説していきますので、ぜひチェックしてみてください!

1. 更年期で黒い経血が出ることはある?

ホルモンバランスが不安定な状態となり、不正出血が起こりやすくなってくるのです。

そのため、生活習慣の見直しや漢方薬の活用をし、心身の不調と上手く付き合っていくことが重要です。

黒い経血が続く場合は、病気が隠れている可能性があるため、早めに産婦人科へ受診することがおすすめです!

2. 最初から黒っぽい経血は病気?

生理前の極微量の出血や以前の生理の時の経血が出てきた可能性があります。

その後の経血に異常がなく、一時的なものであれば問題はありません。

3. ストレスで黒い経血は出る?

その場合、不正出血である可能性が高いです! ストレスを解消するために、趣味を楽しむ・アロマの香りを嗅ぐなど、リラックス効果が期待できるものを取り入れましょう。

また、ストレスによりホルモンバランスが崩れやすくなっているため、十分な休息や栄養バランスのとれた食事を心がけることも重要です。

4. 黒い経血は無排卵のサイン?

ホルモンバランスが乱れている・子宮の病気があるといったことが原因で無排卵を引き起こします。

無排卵となる月経異常について以下にまとめましたので、参考にしてください。

無排卵となる月経異常の種類

・稀発月経・・・月経と月経の間が、40~50日以上開くもの。51日以上の稀発月経の30%が無排卵であることが多い。

・頻発月経・・・月経周期が24日以内と短いもの。19日以内の頻発月経の60%が無排卵月経といわれている。

・過長月経や過多月経・・・月経日数が8日以上続いたり、経血量が多いもの。脳の視床下部や脳下垂体、卵巣等に異常があり、無排卵となるケースも少なくない。

・過少月経や過短月経・・・月経日数が2日以内で終わったり、月経量が少ないもの。女性ホルモンや甲状腺異常があり、月経が来ても排卵がないことも。

黒い経血や月経周期の異常がある場合は、自己判断せずに産婦人科を受診しましょう。

黒い経血が続いているときは産婦人科を受診しよう!

生理前後の極微量の出血や一時的なものであれば、様子を見て問題ありません! 長く続く場合や繰り返す場合は、病気による不正出血の可能性があります。

気になる症状がある場合は、我慢せずに速やかに産婦人科を受診することがおすすめです。

今回紹介した対処法や早期の受診で黒い経血を改善し、不安な気持ちを解消しましょう!

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