「彼氏とのセックスはいつも外出しだけど、妊娠しないか不安…」とお悩みではありませんか?
実は、外出し(膣外射精)のセックスでは、望まない妊娠や性感染症のリスクが上がるとされています。
ここでは、適切な避妊を行わないセックスでの妊娠確率や、セックス前後に行える効果的な避妊方法について詳しくご紹介します。
この記事を最後まで読んでいただければ、望まない妊娠への不安を解消できます。
外出し(膣外射精)による妊娠への不安を抱えている方は、ぜひ参考にしてみてください!
この記事のポイント
・外出しでの妊娠確率や妊娠例:22%の妊娠確率があり、予期せず妊娠してしまった例は多い
・性交後でも安全かつ効果的な避妊方法:性交後120時間まで服用できるアフタ―ピル
・産婦人科医がおすすめする妊娠確率の低い避妊方法:低用量ピル、ミレーナ、コンドーム
外出し(膣外射精)で妊娠する確率は22%!

外出しで妊娠する確率は22%とされており、およそ5人に1人が妊娠してしまう計算になります。
外出しで妊娠してしまう原因は次の通りです。
外出しで妊娠してしまう原因
・射精のコントロールは難しいので、男性器を抜くタイミングを誤り、膣内に僅かに射精してしまう
・射精以外のタイミングで、少しずつ精液が漏れ出ている
・女性器周辺に付着した精液が、子宮まで到達してしまう
・カウパー腺液に精子が混ざっていて、挿入時に精液が漏れ出てしまう
射精時以外にも、膣内に精液が漏れ出てしまい、妊娠してしまう可能性があります。
「膣外で射精しているから大丈夫」と考え、適切に避妊を行わない無防備なセックスをするのはおすすめしません。
外出し(膣外射精)で妊娠した例はある?

外出しのセックスで、実際に妊娠した例はあります。
ここで、外出しで妊娠した例をご紹介します。
膣外射精でも確率はとても低いでしょうが、妊娠する可能性ももちろんありますよ。
というのも、ウチは、その経験者です。
1人は、計画妊娠(できちゃった婚ではありません、念のため)でしたが、2人は、膣外射精で妊娠してしまいました。
計画ではなかったので一瞬戸惑ったというか信じられなかったというか、びっくりでした(笑)
引用:OKWAVE
26歳のとき、膣外射精にて妊娠しました。
幸い、その彼とは結婚の約束をしていて、結婚式の3日前に妊娠が発覚しました。
その日が排卵日とかそんなことは全く知らず、本当に自然に妊娠しました。
その子は現在元気に育ってますよ。
引用:OKWAVE
体験談:
私は膣外射精で2回妊娠→出産してます(笑)
排卵日は自分なりに避けたつもりでしたが、あまり狂わないと思っていた排卵が遅れて妊娠しました。
引用:OKWAVE
体験談:
現在妊娠5ヶ月の妊婦です。
私は外出しで妊娠しましたよ。
彼とは6年近く交際していて、基本ゴム無しで必ず外出しをしていたので中出し経験も無く妊娠しました(^^;)
外出しで妊娠なんて都市伝説でしょって思ってたので、まさか自分がってはじめはすごくびっくりしましたね。笑
引用:Yahoo!知恵袋
妊娠例からも分かる通り、適切な避妊を行っていないセックスは、思いがけず妊娠する可能性があります。
妊娠を希望しない女性は、コンドームやピルを併用し、セックスでの外出しは避けましょう。
中絶した方のうち外出し(膣外射精)をした割合は約20%!

「中絶手術を受けた女性のうち、およそ20%が外出しをしていた」という統計が出ています。*
一番多かった避妊方法はコンドームの使用で26~27%。
外出しは2番目に多い避妊方法です。
中絶手術は、感染症や子宮頚管裂傷、PTSD(心的外傷ストレス)といったさまざまな心身の不調を引き起こすリスクがあります。
また、中絶費用は自己負担なので、経済的負担も大きいです。
望まない妊娠を避けるためには、適切に避妊を行ったうえで、安全なセックスを心がけましょう!
安全日なら外出し(膣外射精)されても妊娠しない?

安全日であっても、適切に避妊をしなければ妊娠する可能性があります。*
生理周期で13~15日が排卵期にあたり、前後7日間は妊娠しやすい危険日です。
危険日以外は安全日と考えられがちですが、さまざまな理由から妊娠する場合があるので、注意が必要です。
安全日でも妊娠してしまう理由
1.膣内に射精された精子は最長7日間生き延びる場合がある
2.女性の排卵期はストレスなどの理由が早まったり、遅くなったりする
3.膣内で生き延びた精子と、早まって排卵された卵子が受精する可能性がある
安全日・危険日を割り出す方法として、オギノ式・基礎体温式が知られています。
オギノ式は生理周期からおおよその排卵日を割り出すもの。
一方、基礎体温式は、毎朝継続して基礎体温を測って、基礎体温の変化から排卵日を割り出します。
オギノ式・基礎体温式の避妊失敗率は次の通りです。**
避妊方法 | 避妊失敗率 |
オギノ式 | 理想的な使用で5.0%、一般的な使用で24.0% |
基礎体温式 | 理想的な使用で5.0%、一般的な使用で24.0% |
表からも分かる通り、オギノ式・基礎体温式は妊娠失敗率が高いです。
安全日や危険日はあくまで目安であり、高い避妊効果を期待するのは難しいといえます。
望まない妊娠を避けるには、安全日だからと無防備なセックスはせず、コンドームやピルなど適切な避妊を行いましょう!
外出し(膣外射精)後の120時間以内ならアフターピルを飲もう!

避妊せずにセックスしてしまった場合でも、性交後にアフタ―ピルを飲めば、妊娠確率を下げることができます。
ただし、アフタ―ピルで高い避妊効果を得るためには、服用のタイムリミットがあるので注意が必要です。
避妊方法 | 服用目安の時間・避妊率 | おすすめの人 |
ヤッペ法(プラバノール) | 性交から72時間以内で薬97~98%。処方後すぐに2錠、12時間後にさらに2錠内服 | 費用を安く抑えたい人 |
ノルレボ | 性交から72時間以内に1錠内服で約97~98% | 避妊効果が高いアフターピルを選びたい人、副作用を少なく済ませたい人 |
レボノルゲストレル:ノルレボのジェネリック | 性交から72時間以内に1錠内服で約97~98% | ノルレボと同等の効果が欲しいが、費用を安く抑えたい人 |
エラ(ウリプリスタール):海外製 | 120時間以内に1錠内服で約85% | 性交から72時間以上経過してしまった人 |
アフタ―ピルには、エストロゲンとプロゲステロンという女性ホルモンが含まれていて、妊娠が成立しないように働きかけます。
アフタ―ピルによって妊娠しにくくなる仕組みは次の通りです。
アフタ―ピルが妊娠確率を下げる仕組み
・エストロゲンの量を一定に保つことで、排卵前に急激にエストロゲンが増えるのを防ぎ、排卵を遅らせたり、抑制したりする
・排卵後であって、子宮内膜を過剰に分厚くさせることで受精しにくくなる
アフターピルを服用すれば、排卵前後や受精後でも妊娠を防いでくれるので安心です。
また、性交後120時間まで高い避妊効果が期待できるエラワンは、日本未承認ですが、取り扱っている産婦人科であれば処方可能です。
一方、ノルレボはオンライン診療サイトでも処方してもらえるので、産婦人科を受診するのが難しいという方は利用を検討してみましょう。
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妊娠する確率が低い産婦人科医おすすめの避妊方法3選

そのため、安全かつ効果的な避妊方法を行う必要があります。
そこで、産婦人科医がおすすめする、妊娠確率の低い避妊方法についてご紹介します。
1. 低用量ピルの服用

生理トラブルを改善したい方や、女性主導で避妊したいという方に、低用量ピルはおすすめの避妊方法です!
低用量ピルを服用するメリットは次の通りです。
低用量ピルのメリット
・月経困難症や生理痛、過多月経の症状が和らぐ
・月経前症候群(PMS)の症状が和らぐ
・月経周期が整う
・子宮内膜症の症状を和らげたり、進行を遅らせたりする
・卵巣がん、子宮体がん、大腸がんにかかるリスクが下がる
低用量ピルは、避妊以外に女性特有の体の不調を整えてくれる効果が期待できます。
また、低用量ピルの種類や金額、避妊率、副作用は次の通りです。
低用量ピルの種類* | ・ノルエチステロン(シンフェーズ ・フリウェルLD・ルナベル) ・レボノルゲストレル(トリキュラー・ラベルフィーユ・ジェミーナ) ・デソゲストレル(マーベロン・ファボアール) ・ドロスピレノン(ヤーズ・ヤーズフレックス) |
金額の目安** | ピルの費用:2,500~3,000円程度+初診料:1,000~3,000円 |
避妊率 | 99.7% |
主な副作用 | 不正出血、吐き気・嘔吐、頭痛、下腹部痛など |
低用量ピルには、プロゲステロンとエストロゲンといった女性ホルモンが含まれているので、血液中の女性ホルモンの量が一時的に増加。
その結果、卵巣が排卵を抑えたり、子宮内膜が分厚くならなかったりするので、高い避妊効果を得ることができます。
一時的に女性ホルモンが増えてしまうので、吐き気や頭痛といった副作用が起こりやすくなりますが、3カ月程度を目安に落ち着くとされています。
低用量ピルは、医師の診察の元処方してもらう必要があるので、産婦人科の対面受診か、オンライン診療サイトの利用で手に入れることが可能。
産婦人科を受診するのが難しいという方には、オンライン診療サイトのエ二ピルを検討してみましょう!
自宅にいながら手軽に低用量ピルを入手できるので、エ二ピルはおすすめです。
「高いらしいから辞めておこうかな…」とお考えではないですか?
2022年6月1日から価格が大きく改定され、実は他社サービス比べても最安値でピルを購入できるようになりました。
もしピルを処方してもらう場合は、オンライン処方がおすすめです。
誰にもバレず、最短翌日に届きます。
女の子のことを第一に考えた優秀なサービスです。
(低用量ピルの場合)
よりピル服用を続けやすくするための価格改定であり、サービス内容は今までと一切変わりありません。安心感はそのままで、よりお得に購入できるようになりました。
これからピルを買おうかと悩んでいる方には是非おすすめです。
2. ミレーナを装着する

長期間にわたって避妊したいと考えている方に、ミレーナの装着はおすすめの避妊方法です!
ミレーナを装着するメリットは次の通りです。
ミレーナのメリット
・血栓リスクの高い人にも適している
・一度装着すれば5年間効果が得られる
・子宮内膜が育たなくなるので月経量が減少する
・生理痛や子宮筋腫、子宮内膜症、子宮腺筋症の症状が改善する
・生理回数が減り、およそ10%の確率で起こらなくなる
ミレーナはピルのように「うっかり飲み忘れてしまった」といった心配がないので安心です。
また、ミレーナの金額や避妊率、副作用は次の通りです。
ミレーナの金額 | 避妊率 | 副作用 |
自費:3~7万円程度*、月経困難症や過多月経:1万円程度** | 99.8% | 不正出血、下腹部痛、装着後3~6カ月で少量の出血が続く |
ミレーナを装着すると、体の中でレボノルゲストレル(黄体ホルモン)が持続的に放出されます。
排卵はしますが、レボノルゲストレルの作用によって、子宮内膜が分厚くならないので、受精卵が着床しなくなります。
さらに、子宮入り口の粘液を変化させて、膣内に射精された精子が子宮に侵入を防ぎます。
長期間高い避妊効果を得たいという方は、ミレーナの装着を検討してみましょう!
3. コンドームを使用する

コンドームを使用することで、妊娠や性病のリスクを下げ、安全なセックスが行えます。
コンドームの費用と避妊率は次の通りです。
コンドームの費用 | 避妊率 |
1枚あたり約50円 | 理想的な使い方で98%、通常の使い方では85% |
また、コンドームの使用にあたって、どんなメリットが得られるのか知っておくことは重要です。
そこで、コンドームのメリットは次の通りです。
コンドームのメリット
・性感染症を予防できる
・薬局やコンビニで手軽に買える
・副作用や合併症が起こるリスクがない
コンドームは薄いゴム製の袋を男性器に被せ、精子が膣内や子宮内に侵入するのを防ぐので、妊娠が成立しないとされています。**
また、勃起した男性器から精子の含まれているカウパー線液が漏れている場合があります。
装着のタイミングは挿入直前でなく、勃起したタイミングを心がけましょう。
しかし、コンドームは破れてしまったり、精液が漏れてしまったりして、避妊に失敗してしまう場合があります。
そのため、ミレーナや低用量ピルを組み合わせ、避妊確率を上げる方法がおすすめです!
外出し(膣外射精)は妊娠する!正しい方法で避妊しよう!

もしも適切に避妊せず、外出しをしてしまった場合、できるだけ早いタイミングでアフタ―ピルを飲み、望まない妊娠を避けましょう。
また、低用量ピルやミレーナは生理に関するトラブルを改善したり、コンドームは性感染症を予防したり、嬉しい効果も得られます。
アフタ―ピルや低用量ピルは、オンライン診療サイトのエ二ピルで、自宅にいながら格安でピルを医師に処方してもらえるのでおすすめです。
安全で正しい避妊方法を取り入れ、安心してセックスができるようにしましょう。