ピルを飲んだら不正出血してしまったという経験はありませんか?
副作用の少ない低容量ピルですが、人によっては副作用として不正出血の症状が出ることがあります。
出血量が多かったり、なかなか不正出血が止まらないという状況であればかなり心配になりますよね。そこで今回は不正出血を起こしてしまう原因や、出血量が多い時どうすれば良いのかを解説します。ピルを服用して不正出血が出てしまった方は参考にしてみてくださいね。
低用量ピルの副作用に不正出血があります
副作用が少ないことで知られている低用量ピルですが、副作用に不正出血が含まれています。低用量ピルを服用している方は、不正出血のリスクもあるということを理解しておかなければなりません。
不正出血以外にもいくつかの副作用の可能性があるので、低用量ピルの服用を考えている方や服用中という方は把握しておくようにしましょう。副作用の症状をしっかり把握しておくと、体調の変化にすぐ気づくことが出来るので安心です。
症状は以下の通りです。多く見られる症状をまとめました。
- むかつき
- 下腹部痛
- 乳房のはり
- 吐き気
- 頭痛
- 痛み
- 偏頭痛
- 下痢
- むくみ
- 体重の増加
ピルを服用するとなぜ不正出血起こるの?
ピルを服用すると不正出血が起こるのか疑問に思いますよね。女性の体は少しの環境や心境の変化で生理が遅れたり止まったりするなど、かなり繊細にできています。
不正出血の原因となるものを知り、未然に防げるよう務めましょう。
- 飲み忘れ
- ストレス
- 薬があっていない
- 消退出血
- 妊娠
- がん
- 筋腫
- ポリープ
不正出血の原因となるものは上記の通り。飲み忘れによって起きる不正出血はかなり多く、注意が必要です。また新しいシートからの服用になるので、飲み忘れが原因で不正出血を起こしてしまったという方は早めに医療機関を受診し医師の指示を仰ぎましょう。
低用量ピルを服用している方もそうでない方も多いのが、ストレスによる不正出血。ストレスは女性ホルモンに大きな影響を与えるので、生理周期やホルモンバランスを大きく崩す原因となります。少しでもストレスを溜め込まないようストレス解消に務めましょう。
また、低用量ピルは医師の診断を受けて処方されるものですが、薬が体に合わずに不正出血を起こしてしまうケースが稀にあります。そういった場合、別の種類の低用量ピルに変更するなどの対策を行うことで改善。不正出血が続き、心配であれば早めに医療機関を受診しましょう。
子宮内膜が剥がれて起きる出血を消退出血といいます。子宮内膜が剥がれて起きるという点では 月経も消退出血の一種。消退出血の場合、あまり心配はいりません。短期間で出血は止まるはずなので様子を見ましょう。
また、妊娠の初期段階に軽い出血があることがあることも。ピルの飲み忘れなどで避妊効果が得られなかった場合などに起こります。思い当たる節があるという方は、早い段階で確認しましょう。
また、不正出血は病気のサインとなるケースも少なくないので、注意が必要です。がんや筋腫、ポリープなどの初期段階に不正出血が起こることも。
不正出血の原因は様々ですが、しばらく様子を見て症状が収まらないようであれば医師の指示を仰ぐようにしましょう。
不正出血したらどうしたらいいの?
不正出血した時にどうしたら良いのだろうと不安になる方も少なくありません。生理ではないタイミングでの出血は不安になりますよね。不正出血が起きたときの対処法をしっかり把握しておくことで、いざという時に適切な対応が可能になります。
低用量ピルの利用を検討している方や、不正出血の症状があり不安を感じているという方はチェックしておいてくださいね。
様子見が必要なケース
様子見が必要となるケースは、低用量ピルの利用開始直後の不正出血です。大きな理由は、低用量ピルの服用開始時から長くて3ヶ月以内は体に馴染むための期間なので、副作用として不正出血が現れている可能性があるためです。
出血期間が2ヶ月程度で出血量も少量だった場合は、体に馴染むまでの一時的な副作用の可能性が高いので、様子を見る必要があります。
出血が多すぎたり痛みなどの症状がある以外はいったん様子を見ましましょう。ただし、不正出血が長く続くなど異常を感じたら、すぐに医療機関を受診する必要があります。
医療期間を受診した方がいいケース
医療機関を受診したほうが良いケースは以下の通りです。症状が以下に該当していないかチェックしてみてくださいね。
また、以下の条件に該当していた場合は、医療機関を早急に受診しましょう。
- 3ヶ月以上続く
- 出血量が多い
- 強い痛みを伴う
3ヶ月以上不正出血が続く場合は、医療機関の受診を検討しましょう。低用量ピルが体に馴染むまでの期間は長くても3ヶ月程度。それ以上の長期間出血が続いている場合、低用量ピルが体に馴染むまでの副作用である可能性が低く注意が必要になります。
また、出血量が多い場合も要注意。ナプキンを敷いても防ぎきれない量の出血や、一時間に一度ナプキンを変える必要があるくらいの大量出血は受診の必要があります。出血量が多すぎると貧血などの症状が出る可能性も高いので、気づいた時点で早めに受診しましょう。
強い痛みを伴う場合も注意が必要。低用量ピルの副作用で不正出血を起こしてしまった方のほとんどが、チクチクとした軽度の痛み程度に留まります。耐えられないくらいの強い痛みを伴う場合、低用量ピルの副作用とは違った原因の可能性があるので早急に医療機関を受診しましょう。
出血が3ヶ月以上続いたり、出血量が多く強い痛みを伴う場合は癌などの病気が隠れていることもあります。自己判断はかなり危険なので迷わず病院を受診しましょう。
低用量ピルの購入ならオンライン診療がおすすめ
不正出血などの副作用がみられる場合もありますが、通常、低容量ピルの場合、際立った副作用が出ることはまれです。
それ以上に、生理不順やPMSの改善、生理痛の軽減などのメリットのほうが多い場合が多いです。避妊にも大変効果的です。女性主体で行える避妊法として、性行為が頻繁にある方には特におすすめできます。
ただし、低用量ピルはドラッグストアなどでは購入できないところが不便です。処方薬なので、必ず医師の問診と処方箋が必要になります。
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