「背が伸びる子」に特徴はあるの?背が伸びるサインを見逃さない方法
子どもの身長は、親にとっては気になるところですよね。
身長と言えば、まず思いつくのは「遺伝」ではないでしょうか。
「将来どれくらいの身長になるか」の計算式もあるくらい、親からの遺伝が身長に大きく関係することは広く知られています。
ただし、遺伝だからといって必ずしも計算どおりの身長になるのかというと、そうとは限りません。
なぜなら、身長は本人の生活習慣などが大きく関係するからです。
また、早熟・晩熟という言葉もあるように、人によって背が伸びるピークというのがあります。
そのピーク時にどう対処するかで、お子さんの身長を最大限に伸ばすサポートをすることができます。
そこで今回、「背が伸びる特徴」について詳しくまとめてみました。
背が伸びる子の特徴は?
親からの遺伝
さきほどお伝えしたように、子どもの身長は親からの遺伝が大きく影響すると言われています。
具体的な計算方法は、下記のとおりです。
<男子の場合>
父親の身長+母親の身長+13/2+2
<女子の場合>
父親の身長+母親の身長-13/2+2
この計算式はあくまでも目安ですので、本人の生活習慣や食事などの影響もあるため、必ずしもこの身長になるとは限りません。
骨端線が開いている
「身長を伸ばす方法」のページでもご紹介していますが、身長が伸びるときは「骨端線」が大きく影響します。
骨端線は骨の両端にある軟骨の部分で、成長軟骨帯とも呼ばれています。
この骨端線に成長ホルモンが作用し、カルシウムが加わることで骨になっていきます。
身長が伸びるのは、骨端線が開いているときのみです。骨端線が閉じてしまうと骨の成長が止まるため、身長は伸びなくなります。
体重が増える
「子どもは横に伸びてから、縦に伸びる」なんてよく言いますよね。
これはあながち間違っておらず、背が伸びるのと体重が増えるのはセットと言えます。
体重が増えている時は、背を伸ばすために体がエネルギーを蓄えています。
そのため、子どもの体重をこまめに図っておくことで、背が伸びるタイミングを知ることができます。
成長痛を訴える
背が伸びる特徴のひとつとして「成長痛」があります。
成長痛は主に足に出るのが特徴で、夜から朝方にかけて多く痛みが出ます。
とはいえ激しい運動をしている子だと、成長痛かどうかの判断は難しいです。
痛みを訴えている部分に腫れなどがないか、確認してみましょう。
また心配な場合は、病院でレントゲンを撮って、骨に異常がないか確認することも大切です。
背が伸びる時期は、男子と女子では違いはある?
子どもの身長が伸びるピークの時期を「成長スパート」と言います。
成長スパートに入る時期は、男子と女子でも違ってきます。
もちろん個人差はありますが、一般的にはこの時期が目安になります。
・女性の成長スパート 8~12歳
・男性の成長スパート 10~15歳
背が伸びる時に気を付けたいこと
適度な運動
成長期には適度な運動が欠かせません。
運動をすることで食べる量も増えますし、ある程度体が疲れることで夜ぐっすり眠ることができるからです。
また、バスケットボールや縄跳びなどの縦にジャンプする動きも、背を伸ばしたいときに良いとされています。
質の良い睡眠
「寝る子は育つ」と言うように、子どもの成長に睡眠は欠かせません。
ですが、ただ眠るというよりも、質の良い睡眠をとることが大切です。
深い眠りにつくことで、成長ホルモンがしっかり分泌されるからです。
夜しっかり眠るためには、日中きちんと体を動かす、お風呂にゆっくり浸かる、寝る前にスマホやゲームを見ないなどの工夫が大切です。
バランスの良い食事
子どもが成長するためには、毎日の栄養バランスも大切です。
背が伸びるときに特に必要なのはカルシウムですが、マグネシウム・タンパク質・ビタミンDなどを一緒に摂ることで、吸収力がアップします。
また成長ホルモンに関わるアルギニンや、アルギニンをサポートするシトルリンなども、おすすめの栄養素です。
サプリメントで補うのもおすすめ!
栄養をしっかり摂りたくても、好き嫌いが多いお子さんだと難しい場合もあります。
そんな時は、上記でお伝えした成分を配合した、サプリメントがおすすめです。
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背が伸びる子の特徴まとめ
背が伸びる子の特徴についてまとめてみました。
冒頭でお伝えしたように、子どもの背がどれくらい伸びるのかは、遺伝だけではありません。
お子さんが少しでも成長できるように、しっかりサポートしてあげたいですね。